渓流釣り解禁だというのに

いつもは心待ちした渓流釣りの解禁日だと言うのに、

どうしたことか今回は気持ちが乗ってこない。

 

なんと解禁日の3月21日に、

WBC準決勝日本対メキシコ戦が重なってしまったのだ。

 

アメリカマイアミでの準決勝、

これが大変盛り上がっていたようなのだ。

 

私には最近興味の薄れていた野球ではあるが、

やはり世界戦となると話は別だ。

 

今年の日本チームは打者も投手陣も中々揃っていて強い。

サッカーやラグビー同様世界戦になると熱くなる私だが、

釣りに行くかWBCを見るか迷うも今回は釣りを選ぶ。

 

野球は帰って晩酌をしながらニュースで楽しもうと決めて、

早朝我が家を出発8時半霧降川(別名ナメ川)に到着。

 

解禁日はいつもの事だが場所取りのため、

前夜から大勢の釣り師が押しかけていて釣りにくい。

 

放流したばかりの魚は早朝から8時頃までは入れ食い状態になり、

それを過ぎるとパタリと釣れなくなる。

釣り師もそれを分かっていて徐々に帰り始め川も落ち着きを取り戻す。

 

いよいよ私の解禁日となり早速釣り始めるが、

一年でこの時期だけ私もエサ釣りを楽しむ。

 

これはこれで楽しいのだが、あちこち引っ掛けて苦戦する。

むしろ放流したばかりの魚たちが釣られずに生き残り、

夏場過ぎには野生化して毛鉤を追うようになるのが待ち遠しい。

 

まあ私にとっての渓流釣り解禁日はWBC予選の初戦、

日本対中国戦程度で、私にとっての本番は4月後半から9月、

つまり最も重要な明日の対アメリカ決勝戦のようなものなのさ。笑