ついに待ちに待った季節が

50年以上も通っている渓にまたいい季節がやってきました。

 

4月14日(日)今年最初の入渓は里とは違ってとても寒く、

天気予報と源流での違いを改めて体感させられた。

 

あれから2週間今年2度目の入渓は、

柔らかい日差しと新緑に包まれた感動の渓に変わっていた。

 

渓沿いに続く林道は淡い緑の若葉が続き、

時々淡いピンクの山桜が足を止めさせる。

 

奥に進むに従って林道も荒れ危険を伴うが、

ここは私にとって渓流釣りのメッカ、

老いたるとは言え動ける内は通いたい渓なのである。

 

歩く事40分渓に降り立つ。

風も弱く羽虫も飛んで最高の条件、今回は初めから毛鉤釣りを選択する。

 

この時期は岩魚の動きも鈍く、ゆるい流れに居付く事が多い。

瀬脇瀬尻だけではなく、たるみ部分にも注意が必要となる。

 

本日最初の一匹目はそのたるみの中から毛鉤に飛び出し、

そして竿をしぼった奴、27センチを超える山女魚でした。感動!

 

その後はなかなか数も伸びず、午前中は3匹と低調、

羽虫は飛んでいるのになあ~と腕の悪さを嘆く。

 

毛鉤に反応しているのに掛からない理由は簡単な事、

つまり水面にエサが落ちて来る季節はこれからなのだと言う事である。

 

昼飯を食いながら周囲の新緑を楽しみ写真を撮る。

 

午後再開、3時までに7匹確保、二桁に乗せる。十分楽しめて感謝。

 

車戻り4時、温泉を目指す。毛鉤釣り満足の一日でした。